武蔵小金井駅から徒歩6分程にある「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」こと、せきぐち鍼灸院の関口です。
患者様から割とよくいただくご質問でもある「妊娠中でも鍼灸治療を受けても大丈夫なのか?」についてお話していきたいと思います。
妊娠中でも鍼灸治療は大丈夫!
患者様からよくいただくご質問のひとつ。
「妊娠中でも鍼を受けて大丈夫なんですか?」
答えはズバリ、大丈夫です!
当院では妊活・不妊症の鍼灸治療で通われている方が多くいらっしゃいますが、ほとんどの方が陽性反応が出た後も継続して鍼灸治療を受けられております。
陽性反応が出てすぐは流産予防、その後はつわりの治療、お腹が大きくなってくると腰痛、逆子、後期つわり、そして安産治療とその時その時の症状や状態に応じて鍼灸治療がお助けできることはたくさんあります。
特に妊娠初期は産院への通院間隔が長いことや、身内以外に妊娠を伝えられずに体調の変化や不安な気持ちをご自身で抱え込んでしまう方もいらっしゃると思います。そんな方の不安を軽くすることも鍼灸師の役割だと考えます。どうぞ不安なお気持ちをお聞かせください。
また、妊娠中は刺激への反応が通常よりも強く出ることもありますので鍼灸治療の強さや通院の間隔などもオーダーメイドで調整していきますので安心して鍼灸を受けていただけます。
妊婦さんには安産のツボを用いる
古い文献などを読むと、どうしても堕胎せざるを得ない状況などに用いられるツボも書かれています。当然ですがそういったツボを妊婦さんに使用することはありません。
むしろ私たちが使用するツボは安産のためのツボです。
妊婦さんが母子共に健やかに出産できるためのお手伝いをさせていただいております。
せっかく授かった大切な命ですから、気持ちがナイーブになる方もいらっしゃると思います。そうした緊張もほぐれ、リラックスしていただけるような鍼灸治療を心がけております。
妊婦さんの施術でよく使われるツボ
以下は妊婦さんに関連する鍼灸治療でよく用いられるツボです。
ご自宅でツボを軽く押したり、せんねん灸などお灸をしていただくのも効果的です。
内関

つわりによく用いられるツボ。
手首の横のシワから指幅3本分上に取る。
次髎

女性含め、生殖器関連によく用いられるツボ。
上後腸骨棘の下縁と同位の高さで、上後腸骨棘と正中仙骨稜のほぼ中央に取る。
三陰交

妊娠初期は禁忌とされているツボ(強刺激を入れると早産・流産の可能性が高まる)だが、安定期以降は安産のツボとなる。
足の内くるぶしから指4本幅分上に取る。
至陰

逆子の鍼灸治療で最も用いられるツボ。
足の小指の爪甲根部に取る。
妊娠前も妊娠後も鍼灸は効果的
不妊症や妊活においても鍼灸治療は効果的とされており、また妊娠後も鍼灸治療は効果的です。すでにお子様がいらっしゃる方でも、当院では複数の方を同時に診ることがないのでお子様連れで治療を受けていただくことも可能です。その場合は予約の際にお伝えください。
少しでも健やかに出産の日を迎えられるよう鍼灸治療でサポートして参ります。
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