肩こりの臨床症例1
慢性的な肩こり(60代男性)
武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
肩こりで当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
肩こりで鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/60代男性
- 主訴/慢性的な肩こり
- 通院期間/2022年4月~5月
- 回数・頻度/4回・1週間に1度位
肩こりの症状と経過
20年以上前から続いており、リモートワークの影響もあってここ数年肩こりがひどい時がある。「鉄板が入ったよう」と形容するくらいの重だるさが両肩から背中にかけてある。後屈(首を後ろに倒す動作)と側屈(横に倒す動作)が辛い。
手の痺れなどはなし。
所見
触ってみると筋肉自体の硬さはさほどではないが、首の動きが非常に硬かった。
首の関節の可動域が極端に少ないので、筋肉の凝りと同時に骨の異常の可能性も頭に入れておきつつ施術に入ることに。
肩こりの鍼灸施術
<初回>
首周り、肩周り、背中周りの動きなど一通り検査をした後、整体で筋肉・骨格・神経など全身のバランス調整を行い、首・肩・背中・腕と広範囲に鍼を行い血流を促していく。最後に自宅でできる簡単な首のストレッチをお伝えして終了。
<2回目>
「こりが少し楽になった」とのこと。首の動きは後ろに倒すのが相変わらず硬いが、捻じる動きは前回よりも動かしやすくなっていた。
<3回目>
首・肩こりは更に改善していた。家で軽くダンベルを使った運動をしているとのことでしたので、肩周りを使うダンベルトレーニングをお伝えした。早い段階で落ち着いてきたので通院間隔を空けてみることにしました。
<4回目>
肩こりは以前よりだいぶ楽になり、首を捻じる動きも普通に動くようになった。
1カ月、間が空くとどうしても仕事で凝ってくるということだったので、3~4週間おきに今後はケアのために治療を継続していくことに。
考察
肩こりの治療といえば鍼灸治療が有名です。鍼で直接こっている筋肉を刺激するというよりは、筋肉への血流量を増やすことで筋肉のこりを和らげるというイメージですね。
明らかに首の動きが硬かったので肩こりの大元の原因が首にあると特定しやすかったのが早い改善につながったのではないかと思います。その他お伝えした体操などを真面目にこなしていただけたのも大きかったです。
肩こりと同時に眼精疲労や頭痛の頻度も明らかに減っており大変嬉しそうな姿が印象的でした。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
肩こりの鍼灸治療について
当院で行っている肩こりに対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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