ぎっくり腰の鍼灸症例 50代男性
ぎっくり腰の鍼灸症例|せきぐち鍼灸整体院【武蔵小金井】
来院者 | 期間 |
50代男性 | 2014年4月~2014年4月 |
頻度 | 通院回数 |
週1~2回程度 | 3回 |
主訴
真っ直ぐ立てない程の痛み
所見・経過
2日前に立ちあがる際にギクット痛めた感じが腰にあった。昨日は立てない程痛くずっと寝ていた。来院された本日もまっすぐは立てず、腰を庇いながら立つという感じ。
11月から腰が張っている感じはあったとのこと。1~2年に一度はぎっくり腰をしている。3月、5月に剣道の試合があるので、本当はすぐにでも練習を開始したいとのこと。
前屈にて痛み(+)他の動きでは痛みの増強は見られない。腰椎の3番~5番あたりに痛みが出るが圧痛はなし。若干熱感があるので炎症を起こしていると思われる。
鍼灸施術
<初回>
横向きの姿勢で治療開始。背部~腰~足と鍼を行い、腰部は灸頭鍼。その後、炎症を加速させないよう注意しながら 背部~腰部にかけて再度鍼を行い、湿布を貼って初回は終了。ストレッチはなし。
<2回目(翌日)>
痛みは10→5まで減少。立位もまっすぐ立てるようになったが、まだ少しピリピリと痛みはあるそう。治療は前回と同様の内容で行った。仕事が始まるのであまり無理はしないようお話して終了。
<3回目(7日後)>
痛みはほぼ消失。日常生活も問題ないが、ただ「また痛くなったらどうしよう」という不安はあるとのこと。治療はうつ伏せで全身を流すようマッサージも軽く行い、背~腰のストレッチをいくつか指導して、今回で治療は終了。剣道もまずは肩慣らし程度に初めて見て、身体と相談しながら始めて見てくださいとお伝えした。
まとめ
急性腰痛を発症してすぐに来院されたこと、間をあけずにきちんと来院していただき、非常に順調に痛みが減っていったので一安心。 ぎっくり腰は繰り返す度に治りも悪くなっていくことが多いので、再度腰痛にならないようしっかりとストレッチなどケアをしていただきたいと思いました。その後は月1度くらいのペースでぎっくり腰予防のために来院加療中です。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
ぎっくり腰の鍼灸治療|せきぐち鍼灸整体院【武蔵小金井】
ぎっくり腰(急性腰痛)は鍼灸治療の適応範囲です。

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