肩こりの鍼灸治療
武蔵小金井徒歩6分。せきぐち鍼灸整体院です。 鍼灸治療は肩こりに効果的な治療法のひとつです。
肩周りの血流を促し筋肉を柔軟性のある元の状態へと戻します。
肩こりでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
肩こりとは|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

肩こりの治療=鍼灸というイメージを持つ方は多いと思います。
現代人の職業病とも言える肩こり。
「背中に鉄板が入っているようだ・・」
「重石を背負っているようだ・・」
表現は人それぞれですがその辛さは伝わってきます。
首から肩~肩甲骨周りにかけて、こわばり、重だるさ、痛み、つまり感といった不快感があり、頭痛や吐き気も伴う場合もあり非常に辛いものです。
肩こりは自覚症状の個人差が大きく、触ってみると驚くほど凝り固まっている場合でもほとんど自覚症状がない方もいますし、逆に「何をするにも辛い」と動くこともおっくうになり、気持ちが落ち込んでしまうというほどに辛さを感じる方もいます。
肩こりは筋肉の問題ではありますが、実は筋肉だけの問題ではなく、骨格の歪みや血液循環や内臓の異常など様々な要因が隠れていることも多いものです。
ここでは、少しでも肩こりでお悩みの方の助け舟になれればと思いつつ肩こりの原因から、肩こりの鍼灸治療までを説明していきます。
そもそもどうして肩はこるのか? 少しでもそのお辛さから解放されるように、まずは肩こりのことをよく知りましょう!
肩こりの原因
肩こりの鍼灸治療を行う前に、まずなぜ肩こりが起こるのかを知っておきましょう。
デスクワークなどによるいわゆる通常の肩こりの原因には血行が大きく関係しています。
心臓はポンプのように収縮と弛緩を繰り返して血液を全身に送り出しています。
そして、筋肉に酸素や栄養を送り届けているのです。
さらに血流の勢いで、老廃物(疲労物質)も通常は流れていくのですが、血行が悪くなると老廃物が流れきらずに蓄積していきます。
これを東洋医学では 「気血の流れが滞っている状態」といいます。
老廃物が溜まっていくと、筋肉は危険信号として「痛み」「だるさ」といったサインを 出すのです。
これが肩こりです。
そして、よくしてしまいがちな落とし穴が「強く揉む」ことです。
筋肉を強く揉むと、その時は気持ちがよくてもあとで炎症が起きてしまい、翌日になって痛みが出たりさらに筋肉が硬くなってしまったりします。
いわゆる「揉み返し」というやつです。
このような悪循環に陥ってしまうと、ますます肩こりはひどくなってしまいます。
他にも悪化要因として挙げられるのは
- 寒さからくる冷え
- 使い過ぎによる過労
- 全身の気血不足
- 血圧異常
- 眼精疲労
- 胃の不調
- 骨格異常
- 歯のかみ合わせ
- 身体の病変(肝臓・心臓など)
など様々です。
それらが、肩周りの気血の流れを滞らせ肩こりになるというわけです。
ご自身の肩こりの原因がどこからくるものなのかも、一緒に考えながら原因となる悪化要因も取り除いていきましょう。
もし、随伴症状として手に痺れがある場合は単純な肩こりではなく頸や胸郭出口、肘、手首など他の部位に問題が隠れている場合もあります。
肩こりだけでなく、他に症状はないかもしっかりとお話を伺っていきます。
お辛い肩こりから解放されるために、しっかりケアをしていきましょう。
肩こりの原因は肩甲骨にあり
なぜ肩はこりやすいのでしょうか。
それはカラダの骨組みの構造にあります。
肩を動かす際の骨は上腕骨という腕の骨と肩甲骨という背中の骨です。
そして骨の周りに筋肉がついていて関節を動かすことができるのです。
その際、肩甲骨という骨はあくまで補助程度に動くだけです。
上図のように両腕を肩の高さまで挙げたくらいだと肩甲骨はほとんど動きません。
更に真上まで両腕を挙げた時に、ようやくやや少し補助的に外側に開くくらいです。
つまり肩甲骨自体が動きが少ないので肩甲骨周りの筋肉もほとんど動かないことになります。
筋肉が動かないということはそれだけ血流も悪くなりやすいということです。
つまりカラダの構造上、肩周り、特に肩甲骨周りの筋肉は元々こりやすい筋肉というわけです。
肩こりを改善する鍵となる筋肉
肩甲骨周りの筋肉が肩こりと密接な関係があることは先に述べた通りです。
では肩甲骨周りのどの筋肉が凝りやすい筋肉なのでしょうか。
一般的によく聞く肩こり改善の筋肉といえば「僧帽筋」だと思います。
確かに僧帽筋は首から肩先、背中中部辺りまで広く大きくついている筋肉ですので、この大きな筋肉を動かすことは血流を大きく促し肩こり改善につながります。
しかし先ほど述べたように肩甲骨を大きく動かすことも肩こり改善においては重要です。いや、最重要と言ってもいいかもしれません。

肩甲骨を支えており肩こり改善の鍵となる筋肉が、この図にある「前鋸筋」です。
前鋸筋は肩甲骨の外側から肋骨にかけてついている筋肉で、肩甲骨を支える役目をもっており、また腕を前方に突き出す働きをする筋肉です。
両腕を大きく前にグーッと伸ばす。
こういう動きを日常生活の中で頻繁にしている記憶はありますか?
特定の職業の方でもなければあまりない動作だと思います。
あまりやらない動きだからこそ、この前鋸筋は血流が滞りやすく身体の中で最も凝りやすい筋肉と言われています。
この前鋸筋を大きく動かすことで肩甲骨も大きく動き肩全体の血流もあがり肩こり改善につながっていきます。
肩甲骨をしっかり動かすことが肩こり改善のコツです。
肩こり改善のコツは養生にあり
肩こりを改善させるために鍼灸を受ける方も多いですが、マッサージに通っているという方も多いと思います。
ですが、肩こりは「揉めば治る」というほど単純なものではありません。
むしろ、そう考えている方は徐々に肩こりが悪化している可能性もあります。
先程申し上げたように、肩こりの原因が血行不良にある場合、肩こりを改善させるためには血行を改善させる必要があります。
揉むという行為も血行を改善させる働きはあります。
ここで勘違いしてはいけないのは、固くなった筋肉を揉みほぐすのではなく、揉んで血流をよくするということです。
鍼灸も同様で、鍼も血行をよくするためのもので鍼で直接硬くなった筋肉をほぐすものではありません。
例えば、牛肉を柔らかくするために肉たたきを使いますね。
あれぐらいバンバン繊維を砕くくらいに叩けばお肉は柔らかくなると思います。
ですが、そんなの人のカラダにはできませんね。
牛肉にあの細い鍼をプスッと刺してお肉は柔らかくなるでしょうか・・なりませんよね。
それと同じことです。
鍼を刺して血流が上がるから筋肉は柔軟性を取り戻していくのです。
鍼をすると、身体は「異物が入ってきた」と免疫細胞を含む血をそこへ集めようとします。
マッサージも、鍼治療も血行をよくするための一手段に過ぎません。
ですからマッサージや鍼を受けたから大丈夫と日常生活で養生をせずに血行が悪くなるようなことをしていれば、すぐにまた筋肉はこりはじめてしまいます。
治療+養生=改善 なのです。
鍼灸治療の中で肩こりを改善・予防するためのストレッチや体操なども色々とお伝えしていきます。
肩こりに潜む疾患
肩こりは単純な筋肉のこりの場合もあれば、何かしらの器質的疾患が潜んでいて起こる肩こりもあります。
代表的なものですと
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 変形性頚椎症(ストレートネックなど)
- 胸郭出口症候群
- 頚肩腕症候群
- 頸椎捻挫
- 四十肩・五十肩
- 高血圧
- 狭心症など心疾患
- 更年期障害
- うつ病
- 歯周病
などが挙げられます。
慢性的ななかなか改善が見られないしつこい肩こりの場合には、筋肉のこり以外の可能性も考えてみてよいでしょう。
肩こりの鍼灸治療|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

肩こりに対して鍼灸治療は非常に有効的とされています。
血行が悪くなって起きている肩こりを改善させる方法は、血行をよくすることです。
血行を改善させる方法はいくつかありますが、鍼灸はその最たるものといってよいでしょう。
筋肉は、刺激を受けると活発になり血行が促進されます。
鍼で筋肉を直接刺激することで血行の改善が望めます。
血行が改善されることで、溜まっている老廃物が少しずつ流れ始め、それに伴って肩こりの辛さも少しずつ改善されていきます。
血液は全身を巡っていくものですから、肩からつながる腕や背中、腰など広い範囲に鍼をしていきます。そうすることで、全身の血行が改善されカラダ全体の調子も整ってきます。
姿勢の良し悪しも肩こりには大きく影響してきますので、整体治療でカラダのバランスを整えることも非常に効果的です。
しかし、同時に日常生活での負担も減らしていかなければ、肩こりというのはなかなか改善していかないものです。
デスクワークをすれば、また疲れは溜まっていきます。重い荷物を運べばまた疲れは溜まっていきます。そうした負担を減らすためのストレッチ方法や、日常生活の養生法などもしっかりとお伝えしていきます。
鍼灸治療の基本は、「一緒に快方へ向かうよう努力する」です。
その日の疲れはその日のうちに解消していかなければ、疲れを翌日に持ち越すことにもなり、日々の疲労が蓄積してしまいます。
日常生活が楽しくすごせるように
仕事が益々頑張れるように
一緒に頑張りましょう
私たちが施術しています

武蔵小金井で「地域に根付いて病気を根付かせない」をモットーに、せきぐち鍼灸整体院ではお一人お一人としっかり向き合って施術をしております。
東洋医学においては「鍼灸治療+養生=快方」となり、患者様ご自身の養生も施術同様大切になります。
きちんと養生していただくために、お辛い症状のことだけでなく日常生活のことや体質のことなどまずはしっかりと問診をしていくことから始めていきます。
最もお辛い症状以外でもおカラダで気になることがあれば遠慮なく仰ってください。
気になるところがない健康なカラダを目指して一緒に頑張りましょう!
料金|肩こりの鍼灸治療
肩こりの鍼灸治療(総合はり治療)/5,500円
(鍼灸+整体、鍼灸+マッサージ)
【初診料/1,000円】
【初回】 問診/約10分施術/約50分
【2回目以降】 施術/約50分
*時間は目安です。
ご予約|肩こりの鍼灸治療
予約受付 火~金…9:00~19:00
土・日…9:00~15:00
*当院は予約制となっております。
*施術中の場合、電話に出られないことがありますが、留守番電話にお名前とお電話番号をいれていただければ、後程こちらからご連絡いたします。
「肩こりの鍼灸治療を希望」とお伝えください。
【住所】東京都小金井市本町1-3-1
【アクセス】武蔵小金井駅南口より徒歩約6分
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当院はおひとりのために施術時間を確保するスタイルで施術をしておりますので、急なキャンセルや予約変更は他の患者様にご迷惑になる場合がございます。
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