頚椎症の鍼灸症例 40代男性
頚椎症の鍼灸症例
来院者 | 期間 |
40代男性 | 2020年9月~2020年10月 |
頻度 | 通院回数 |
週1回程度 | 4回 |
主訴
2ヵ月前からの右首の痛み
所見・経過
2ヵ月前から右首の痛みが出始め、徐々に痛みが悪化している。右手に痺れも少し出始めている。
もともと首は痛めやすく、寝違えも時々していた。
仕事柄上を向きっぱなしのことがよくある。
首の後屈・右側屈で、右首・右肩甲骨内縁あたりに痛みが出る。
頚椎症の鍼灸施術
<初回>
整体で身体全体の調整をまず行い、特に腰から上全体の血流を促す。首は傷めている状態なので刺激を入れると更に炎症が悪化する可能性もあるので首への刺激は今回は避け、肩回りや腕をメインに鍼・灸を行っていく。
簡単な首のストレッチをお伝えして終了。
<2回目>
先週より調子は少し良い。
首の硬さも前回よりも和らいでいる。
<3回目>
痛みは10→3くらいまで落ち着いてきた。
右手の痺れは少しだけ出ている。
だいぶ落ち着いてきたのでまた別の首のストレッチをお伝えした。
<5回目>
首は大分楽で硬さもない。
右手の痺れも消えたとのことだったので施術は今回で終了とした。
まとめ
痛みが出始めてから2ヵ月くらい悪化し続けたということで、まずはなぜ悪化しているのかの原因を探ることから始めた。
今回はご自身で首を揉んだりストレッチをかなり念入りに行っていたのでそれが傷めている筋肉をより傷めてしまっていたと思われる。
まずは安静にするようお伝えして施術を行っていったが、その後は経過は良好であった。
よかれと思ってやっていることでも、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で却って逆効果になってしまっていることも少なくないので、そういう意味でも問診は非常に重要であると感じたケースでした。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
頚椎症の鍼灸治療
頚椎症は鍼灸治療の適応範囲です。

武蔵小金井徒歩6分。せきぐち鍼灸整体院です。
鍼灸治療は寝違えの痛みや炎症を和らげる働きがあります。
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