寝違えの鍼灸症例 20代男性
寝違えの鍼灸症例|せきぐち鍼灸整体院【武蔵小金井】
来院者 | 期間 |
20代男性 | 2017年10月~2017年10月 |
頻度 | 通院回数 |
1~2日おき | 4回 |
主訴
急な首の痛み
所見・経過
3日前深夜バスで移動した際に頚を寝違えた。
2日前が痛みのピークで頚はほぼ動かず。来院当日は痛みは10→6くらいまで軽減していたが、過去に痛めた時にはすぐに治っていたのが今回はなかなか痛みがとれないということで来院。
可動制限はどの動きにもあり、特に前屈・右回旋で左頚~肩にかけて痛みが出る。
触ると若干の熱感と腫脹があり。手に痺れはなし。
鍼灸施術
<初回>
整体治療で全身のバランス調整と、鍼灸治療で頸部周りの炎症を抑えるように施術を行っていく。腫れと熱感があるため患部は炎症を起こしている可能性が高いので、患部へは刺激は極々軽く周りへ散らすように鍼をして初回は終了。
<2回目(翌日)>
痛みは10→4まで軽減。頚の可動範囲も昨日よりは広くなっているが、まだ動かすことには不安があるとのこと。 振り向いたりといった動作が辛いため頚をほぼ固定した状態で過ごしているので、患部とは別の右肩周りなども筋肉の緊張が見られた。
今回は右の肩周りもマッサージなどを含め施術。快方へ向かい始めているのでこのまま落ち着いていくでしょうとお伝え。
<3回目(4日後)>
痛みはほぼ消失していたので、予防のためのストレッチなどお伝えして、また違和感が出るようでしたら早めにいらしてくださいとお伝えして終了。
まとめ
寝違えは筋肉を傷めている状態なので、基本的には炎症をまずは抑えるように軽い刺激で施術を行い、あとは養生として冷却と安静を徹底していただく。
私自身は深夜バスに乗った経験がないので何とも言えませんが、新幹線に数時間乗っているだけでもシートが合わないと頚が痛くなるのでやはりかなり頚や肩、腰には負担のかかる乗り物だと想像がつきます。
乗り物に限らず負担のかかるものだと予めわかっている場合には、数日前からしっかりとコンディションを作っておくのも予防に役立つでしょう。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
寝違えの鍼灸治療|せきぐち鍼灸整体院【武蔵小金井】
寝違えは鍼灸治療の適応範囲です。

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