腰椎すべり症の鍼灸治療
武蔵小金井徒歩6分。せきぐち鍼灸整体院です。
鍼灸治療は腰回りの血流を促し、腰椎すべり症の痛みや炎症を和らげる働きがあります。
腰椎すべり症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
腰椎すべり症とは|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

腰椎すべり症とはどんな疾患でしょうか。
すべり症は、分離症から派生して起こることが多く症状は分離症よりも深刻です。
腰は腰椎という骨が5つ重なって構成されています。
ご自身の腰の骨を触ってみてください。ボコボコと突起が触れると思います。それが棘突起です。
この棘突起の根元の辺りが骨折して分離してしまった状態が分離症です。
極端な言い方をすれば骨折の状態です。
すべり症は分離してしまった腰椎が前方へすべり、ずれてしまった状態です。
勿論すぐにこうなるわけではなく、ある程度長い時間をかけて少しずつ進行します。
ただし日常的に腰に負荷がかかる生活をしている場合はこの限りではありません。 稀にですが分離がなくてすべっているものを無分離・すべり症と言います。
腰椎すべり症の原因
腰椎すべり症の原因には腰椎分離症が関係しています。
分離して、離れた腰椎が前方へすべりでた状態がすべり症です。
分離症の原因は、スポーツや年齢が関係しているといわれています。
青年期に激しいスポーツを行う運動選手に見られることが多く、また高齢になるにつれて発症率が上がる疾患です。
ですがこれといった正しい原因というのはいまだわかっていません。
しかし、慢性的に腰に負担がかかるような動作や姿勢は要因となるでしょう。
背骨は他人の姿勢を見るとわかりますが腰の部分は前傾しているのが正常です。
この前傾のためストレスにさらされることが多い第5腰椎にすべり症は最も起こりやすいのが特徴です。
分離症は第2、第3腰椎にもみられることがありますが、すべり症が見られることはほとんどありません。
腰椎すべり症の症状
腰椎すべり症では周囲の靭帯(棘間靭帯、棘上靭帯、黄色靭帯など)の炎症、変性、断裂、また椎間関節自体の炎症などが起こります。
腰に痛みや重だるさ、背骨の階段状変形などが起こりますが、ひどい場合には前方に滑り出た腰椎が脊髄神経を圧迫し、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと同様に坐骨神経痛を引き起こすこともあります。
脊柱管狭窄症を引き起こした場合には、間欠性跛行といいしばらく歩いていると脚に痛み・痺れが現れ、少し休むと軽快するという症状が出ます。
もし、脚に痺れなどの症状が出た場合には、注意が必要です。
- 脚に痺れが出る
- 腰を反らすと腰に痛みが出る
- 脛の外側や腿の裏に痛みや痺れが出る
- 朝起きた時に腰や脚に痛みが出る
こうした症状が出た場合には腰椎すべり症などが疑われます。

「腰」は書いて字の通りカラダの要と書く場所です。
要をやられてしまうと満足にカラダを動かすことができず、更に腰を庇ってしまうがために背中や膝といった他の箇所にも負担がかかります。
「いずれ治るだろう」と放っておくと以前はそれで治っていたのが徐々に治りが悪くなってきたり、次第に腰椎の変形が進行してしまったり、最終的には手術しか選択肢がないということにもなりかねません。
腰に不調を感じた場合には早めに対処をしておくに越したことはありません。
腰椎すべり症の養生法
腰椎すべり症の養生法は以下をご参照ください。

腰椎すべり症の鍼灸治療|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

腰椎すべり症は鍼灸・整体治療の適応範囲です。
まずどこに痛みや痺れが出ているのか、痛みの強さや痺れの強さ、すべり症が起きている部位など問診・検査法で今現在の状態を把握していきます。
カラダの状態を把握しておくことは施術者にとっても患者さんにとっても経過を見ていく上で非常に大切なことです。
なぜすべり症になってしまったのかを振り返って原因を探ることも予防のためにも大切です。
腰周りの筋肉の緊張を緩め、カラダ全体のバランスを整えて、痛みや痺れといった症状を和らげて行きます。
ずれてしまったものでも、こうして症状を和らげていくことですべりでた腰椎が元の場所へ戻りすべり症自体が改善されることもあります。
痛いのに無理をしたり、腰に負担のかかる動作をしていると治りが悪くなるどころか、症状は益々悪化してしまいます。
そうならないためにも、治療と日常の養生をしっかりとして、痛みを長引かせず一日でも早い回復を目指しましょう。
そうした日常の養生法やご自宅でも簡単にできるストレッチなども施術を併せてお伝えしていきます。
楽しく散歩ができるように
仕事が頑張れるように
一緒に頑張りましょう
腰椎すべり症の鍼灸治療で主に用いられるツボ
鍼灸治療で腰椎すべり症の治療で用いられる代表的なツボは以下の通りです。
*お身体の体質や病態によって用いるツボは様々です。
【腰眼】
[取穴部位] 第4・第5腰椎棘突起間の外方3~4寸に取る。
[臨床] 腰痛など
【志室】
[取穴部位] 第2・第3腰椎棘突起間から外方3寸に取る。
[臨床] 腰痛、生殖器系疾患など
【委中】
[取穴部位] 膝を屈した時にできる横紋の中央で、膝窩動脈の拍動部に取る。
[臨床] 腰背痛、坐骨神経痛、関節リウマチなど
【崑崙】
[取穴部位] 外果尖とアキレス腱の間の陥凹中に取る。
[臨床] 腰痛、坐骨神経痛、脚気など
上記のようなツボに鍼やお灸で刺激を加えることで腰椎すべり症の改善を図ります。
私たちが施術しています

武蔵小金井で「地域に根付いて病気を根付かせない」をモットーに、せきぐち鍼灸整体院ではお一人お一人としっかり向き合って施術をしております。
東洋医学においては「鍼灸治療+養生=快方」となり、患者様ご自身の養生も施術同様大切になります。
きちんと養生していただくために、お辛い症状のことだけでなく日常生活のことや体質のことなどまずはしっかりと問診をしていくことから始めていきます。
最もお辛い症状以外でもおカラダで気になることがあれば遠慮なく仰ってください。
気になるところがない健康なカラダを目指して一緒に頑張りましょう!
料金|腰椎すべり症の鍼灸治療
腰椎すべり症の鍼灸治療(総合はり治療)/5,500円
(鍼灸+整体、鍼灸+マッサージ)
【初診料/1,000円】
【初回】 問診/約10分施術/約50分
【2回目以降】 施術/約60分
*時間は目安です。
ご予約|腰椎すべり症の鍼灸治療
予約受付 火~金…9:00~19:00
土・日…9:00~15:00
*当院は予約制となっております。
*施術中の場合、電話に出られないことがありますが、留守番電話にお名前とお電話番号をいれていただければ、後程こちらからご連絡いたします。
「腰椎すべり症の鍼灸治療を希望」とお伝えください。
【住所】東京都小金井市本町1-3-1
【アクセス】武蔵小金井駅南口より徒歩約6分
ご予約の変更・キャンセルについて
当院はおひとりのために施術時間を確保するスタイルで施術をしておりますので、急なキャンセルや予約変更は他の患者様にご迷惑になる場合がございます。
ご予約の変更・キャンセルは前日までに必ずご連絡いただきますようお願い致します。
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