自分に合った枕選び
自分に合った枕選び|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】
毎日使う枕ですが、枕選びで悩んだ経験は誰にでもあると思います。
オーダーメイドで枕を作ってくれるところで自分にピッタリの枕を作ったはずなのに・・・
思い切って奮発していい枕を買ったのに・・・
どうもしっくりこないという事、あると思います。
枕の高さが合わないと肩こり・頭痛、寝違えの原因になったりもするので枕は慎重に選びましょう。
ここでは基本的な枕選びのポイントをいくつかご紹介したいと思います。
理想の枕の高さは人それぞれ
ここが一番枕選びで難しいところだと思います。
頭の大きさ、首の長さ、僧帽筋の大きさ・緊張具合など人の体は千差万別。
とはいえ市販されている枕の大きさはある程度同じ。
その中から自分に合う枕を選ぶのは至難の業です。
そして、横向きで寝るか仰向きで寝るかによって理想の枕の高さは変わります。
横向きは高く、仰向きは低く
基本的に枕を使用した時に、首と頭がまっすぐになるのが首に負担がかかりづらい姿勢になります。
例えば仰向きで寝る時に枕が高いと、頭を起こした状態になります。
これは立っている状態で言えばデスクワークの時のようにずっと下を向いているのと同じ状態です。
これでは首が疲れて当然です。
横向きで寝る時に枕が低いと、首が横に傾いだ状態になります。
これは立っている状態で言えば首を横に傾けている状態になり、これも首が疲れる姿勢になります。
この状態で一晩過ごせば、起きた時に肩が凝っていたり、首が痛かったりするのは当然です。
つまり理想的な枕の高さは、横向きの時は少し高め、仰向きの時は少し低めが理想の高さとなります。
今使っている枕を理想の高さに
自分の寝るスタイルによって枕を変えるのは大変です。
手軽に枕の高さを調整する手段として、タオルを使う方法があります。
バスタオルを枕の上に重ねて高さを調整します。
頭がまっすぐになる高さになるように
タオルを二つ折り、三つ折り、あるいは折らないといった具合に調整します。
これだと数センチ単位で高さが調整できるので自分の体に合った枕の高さにすることができます。
横向きで寝る時用に枕元にタオルを折った状態で置いておくのもよいでしょう。
それでも寝ている時に仰向きになったり横向きになったりと寝返りを打ちますから
なかなかビタッとはうまくいかないのですが・・・。
新しい枕の購入を検討する前にまずはバスタオルで高さ調整。これを試してみてください。
まとめ
朝起きた時点ですでに首が痛かったり、肩が凝っていたりする場合は大抵寝ている姿勢に問題があることが多いです。
一番の原因となるのは枕の高さではないかと思います。
鷹さが合っていない状態が続くと、首の寝違えの原因となったり、慢性的な肩こり、慢性疲労の原因にもなりますので、しっかり自分に合った高さを見つけましょう。
寝違えや肩こりには鍼灸治療がおすすめ

