【後頭神経痛】耳の後ろがズキズキ痛む鍼灸症例|せきぐち鍼灸院

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後頭神経痛の臨床症例1
耳の後ろがズキズキ痛む(40代女性)

「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
後頭神経痛で当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
後頭神経痛で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
 
 

DATA
  • 来院者/40代女性
  • 主訴/耳の後ろがズキズキと傷む
  • 通院期間/2020年7月
  • 回数・頻度/2回・1週間おき位

後頭神経痛の症状と経過

3日前から発症。
頭痛がmず起きて、「偏頭痛かな?」と思い薬を服用してその場は痛みが治まった。その後右耳の後ろ辺りがズキズキと引っ張られるような痛みが出始め、じっとしてもずっと痛む状態。
触ってもズキズキと痛みが出て、枕を使うこともできない。
 
 

所見

3日前から痛みの強さ、痛みの出る範囲は変わらず。
普段から天候や生理周期によって偏頭痛が出ることはあり、痛み止めの薬は手放せない。

仕事はかなりハードで家に帰れない日がしょっちゅうある。
そんなこともあって睡眠時間も不規則であり、寝つきも悪く睡眠時間も短い。
鍼治療を受けるのは初めてとのこと。
 
 

後頭神経痛の鍼灸施術

<初回>
カラダ全体のバランスを見るに、首や肩・背中周りに緊張からかかなり力が入っている様子。手を使うお仕事の影響でばね指も見られる。
まず整体でカラダ全体の筋肉・骨格・神経系のバランスを整えていき、腰部に灸頭鍼をしてカラダ上下のバランスを整えていく。
患部(右耳後ろ辺り)は直接は触らず、その周囲と首・肩・背中と全体的に鍼を施していく。
最後に養生として、患部は気になるでしょうが触らないように気を付けてくださいとお伝えして終了。

<2回目>
前回の施術の翌日から痛みが消えたとのこと。
前回と同じくカラダ全体の調子を整えるような施術とばね指にもお灸を行っていく。

翌週からはようやく1週間休みが取れるとのことで、そこでしっかり体を休めてくださいとお伝えして終了としました。 
 
 

考察

後頭神経痛でお悩みの方を何人か診てきましたが、共通していることに”働きすぎ”というのがあります。睡眠時間を削るほどに忙しい方、寝ている間も仕事の事が頭から離れない方が多いような気がします。
カラダは疲れ切った状態や睡眠不足になると皮膚感覚が過敏になることがあり、後頭神経痛も同様に神経が過敏になっている状態なのではないかと思います。
気になって触りすぎてしまうと却ってよくないことが多いので、痛みが出た場合には極力触らないようにすることが大事です。
治療も同じで、そこが辛いからといって患部にやたら鍼をしたり灸をしたりすると却ってよくないことが多いものです。今回の症例のように後頭神経痛の場合は患部は極力触らずカラダ全体の調子を整えていくと症状が治まりやすいことが多いように思います。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
 
 

後頭神経痛の鍼灸治療について

当院で行っている後頭神経痛に対する鍼灸治療について諸々記載しております。

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