痔の臨床症例7
妊娠中の痔の痛み(40代女性)
武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
妊娠中の痔の痛みで当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
痔で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/40代男性
- 妊娠中の痔の痛み
- 通院期間/2025年6月~
- 回数・頻度/2週間に1度位
痔の症状と経過
妊娠20週目で痔核の脱出、擦れて痛む、脱出を指で戻してもすぐに出てきてしまうという症状が出始めた。
初めは特に痛みが強く在宅ワークも横になりながらPCをするような状態だった。その時に一度だけ出血もあった。
痔の症状が出てすぐに病院を受診、内痔核重症度Ⅲと診断され弱いステロイドを処方された。医師からは「今後お腹が大きくなるにつれて更に悪化すると思う」と言われた。手術も可能だが、手術できるのは出産して卒乳した後というお話だった。
現在は処方された薬を塗って痛みは減っている。
妊娠は2回目、初産の時は痔で悩むことはなかった。
10年程前に肛門の横が腫れたことはあったが気付くと治っていた。
生活習慣としては、不定期に締め切りのある仕事で発症直前は一日中PC作業をしていた。
今までは便通を気にした事がなく、3~4日出なくても平気だったが、痔を発症してからは毎日ヨーグルトを食べるようにして毎日便通あり。
初診時の所見
内痔核が大きく脱出。
脱出したままの状態で、押し込んでも戻りそうもないくらいに痔核が腫れて脱出している状態。
痔の鍼灸施術
妊娠中でうつ伏せになれないので横向きにて鍼灸施術開始。
痔核が大きく脱出しており腫れている状態。痔核を押しても戻りそうにないので押し込まずそのままの状態施術。
腰の灸頭鍼と手足頭にも軽く鍼とお灸を行っていく。
養生として肛門周囲の血流を上げるための呼吸法&体操と「冷やさない、同じ姿勢でいない、便意を我慢しない、トイレは短めに」という痔核改善の為のアドバイスと共に、今までは痔核の脱出を戻そうとすると痛い気がして戻さないようにしていたところを、薬を塗った際などになるべく押し込むようにお伝えしました。
<経過>
日常生活はほぼ問題なし。脱出も前回より小さく柔らかい感じあり。
便通毎日あり。
通院4回目からほぼ脱出が納まるようになった。
その後も出産ギリギリまで2週間に1度のペースで通っていただきました。
ヒリヒリすることはあったが大きく脱出がぶり返すことはなく無事に出産することができました。
出産1ヶ月後から鍼灸治療を再開。
当初から出産時のいきみで悪化する可能性をお伝えしていましたが、出産時も悪化せず、脱出の違和感、出血もなく腫れもなかったとのこと。
現在産後約3カ月ですが、排便後の脱出と、深くしゃがむと脱出することはありますが出っ放しになることはなく、痛みもまったく無く日常生活は問題なく過ごせているとのこと。
痔の鍼灸治療考察
妊娠中のためお腹が大きくなるにつれて痔が悪化してくのではないかととても心配されていましたが、痔核の状態が落ち着いた状態で出産まで至ったことに安堵しました。
今後も少しずつ通院間隔を空けながら経過を見ていきたいと思います。
妊娠出産をきっかけに痔が悪化する方は多くいらっしゃいます。
鍼灸で少しでも妊娠中の不安が解消される方が増えればなによりです。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
痔の鍼灸治療について
当院で行っている頭痛に対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

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