骨粗しょう症について|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

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骨粗しょう症について

こんにちは「武蔵小金井で人に寄りそう鍼灸院」こと、せきぐち鍼灸院の院長関口です。

私も年々歳を重ねていくたびに思うことですが、筋力トレーニングで筋肉は鍛えられても骨や靭帯はなかなか鍛えられないものです。
骨が弱れば骨粗しょう症になり骨折しやすくなったり、骨が変形してしまったり。
靭帯が弱れば五十肩や股関節炎のように節々を傷めたりしやすくなるので、元気な体でいるためには筋肉だけではなく、骨や靭帯も丈夫に保つ必要があります。

 
 

骨密度検査

骨密度検査では20歳くらいの若い世代の平均値に比べての%と同年代の人と比べての%と2つあるので確認しておきましょう。前者の場合70%以下になった場合骨粗しょう症と診断されます。

検査法はいくつかあります。腰や脚の付け根で測る方法(デクサ法)、手の平で測る方法(MD法)、足のかかとで測る方法(超音波法)がありますが、一番正確に測れる方法としてデクサ法が推奨されています。
 
 

骨粗しょう症になると

背骨が曲がってしまっている人は99%圧迫骨折が起きていると考えられます(円背、亀背)が、自覚症状を伴わない為、気付かないという場合も多いものです。

頭のレントゲンでは頭蓋骨にラグビーのシャツ模様のように横縞が入ります。
 
 

血中カルシウムで判断しない

血中カルシウム検査で気を付けなければならないのは、血中のカルシウムが不足すると上皮小体が働き、血中カルシウムを補うために骨からカルシウムを放出します。つまり骨がカルシウムを抜かれて弱っていたとしても血中カルシウムは正常値を示すものです。

血中カルシウムが正常値(9.5~10.5)だったとして骨粗しょう症ではないと安心するのは危険であるということです。
 
 

ビタミンDとカルシウムとリン

カルシウムのイメージ画像

骨粗しょう症においては治療よりなにより予防が大切です。
予防や治療で必要とされるビタミンDですが、これは摂取した後に太陽の光を浴びて活性型ビタミンD(ビタミンDと呼ばれる)にしないと意味がないです。

ビタミンDと同様に必要なのがカルシウムです。必要最低量は600mg/日で若人と高齢者では更に必要となる。成人は10mg/体重1kgで考えます。

骨を作るうえで重要なのがカルシウム(Ca)とリン(P)の関係性です。
CaとPは血中でバランスを保つようにできているので、血中のPが上昇すると、血中Caも上昇させようと骨からCaを血中に放出するというカラダのメカニズムがあります。つまりPが上昇すると骨粗しょう症が進んでしまうということになります。

例えば腎不全などではPの排泄が不足し血中PのPが上昇しますので二次的に骨粗しょう症が進みます。そういう時にはCa剤を服用するのですが、Pの含まれていない純粋なCaが必要となります。自然のものからつくるCa剤(骨粉など)にはPも含まれていますので、腎不全などの疾患がない、健康な人向けと考えるべきでしょう。
 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
骨まで元気でいるためには、食事からCa、ビタミンDをしっかり摂る+運動で骨に刺激を入れる+陽の光を浴びるということが重要です。
つまりはキチンと食事を摂って日中に運動するのが大切ということですね。

骨が弱ってくると圧迫骨折や、脊柱管狭窄症分離症変形性膝関節症頚椎症など色々と身体に不具合が起きてきます。
健康寿命を延ばすために若いうちからしっかり骨までケアをしておきましょう。
 
 
せきぐち鍼灸院 院長 関口礼
 
 
 

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