鍼・灸・整体はどうして効くのか

鍼・灸・整体はどうして効くのかのタイトル

武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院院長関口です。
今回は素朴な疑問として質問されることが多い、鍼灸・整体の効能についてのお話です。
 
 

鍼はどうして効くのか

鍼の素材は金・銀・ステンレス・コバルトなど色々あります。昔は銀鍼が割とポピュラーでしたが銀鍼は価格が高く劣化しづらいということもあり、患者さんお一人専用のキープ鍼として滅菌して再利用することも多かったです。

最近は感染症の懸念なども高まりステンレス製の使い捨てがポピュラーになりました。当院でも開業当時からステンレス製の使い捨ての鍼を使用しています。

少し話が逸れましたが、つまり素材は色々あれど鍼は針金であり、針金とはカラダにとって異物であります。この異物が体内に侵入してくることによってカラダが防御反応(復元・修復)を示します。これにより治療効果を得るというのが鍼治療です。
簡単に言うと「カラダのここが悪いんですよ」と鍼でカラダに教えてあげるイメージです。

ではその防御反応をどこに示させるのか。患部なのか、全体なのか、遠隔部なのか、鍼灸を行う当該部位なのか、それをどの程度起こさせるのか。それを自分の思い通りにできるかどうかは鍼灸師の技量によります。(私は未だ研鑽中です‥)
 
 

お灸はどうして効くのか

抗蛋白体療法と言われ、施術部にお灸で軽い火傷を起こさせ、抗炎症作用物質であるヒストトキシンなどを発生させて治療効果を得るというものです。

昔は打膿灸といって、大きな艾(もぐさ)で火傷をさせた後にそこに相撲膏(浅井万金膏とも呼ばれる)という打ち身、捻挫、肩こり、神経痛、リウマチなどに効能がある軟膏を塗って化膿させるという方法もありましたが、これは施術した部位の組織が火傷によって死んでしまうため、今後、通常の鍼灸ツボとして使用した際に正規のツボの反応が期待できなくなってしまうというデメリットがあります。

またお灸の痕も残るため、今では打膿灸が行われることはほとんどありません。(当院でも勿論痕が残ることはなく、熱さをガマンするようなお灸は行っておりません。火傷を起こさせなくとも十分な効果は得られます
 
 

整体はどうして効くのか

当院で行っている整体は「太陽創健法」という東洋医学の考えを基礎として作られた伝統ある整体法です。
太陽創健法ではずれを矯正するのではなく、気血の循環を改善し自己治癒能力を高めることを目的としています。
ですので、ずれを強制的に元の位置に戻すわけではないので強い刺激を必要とせず、ご高齢の方から幼児まで安心して幅広く施術を行うことができるものです。
 

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】で行っている整体治療とは

 
 

まとめ

ここまでご説明しました通り、鍼もお灸も整体も薬のように強制的にカラダを変えていくというものではなく、その方その方が本来持っているカラダの反応を上手に利用して自己免疫力・自己回復力を高めていくというものです。ですので副作用が起きる心配もありません。
 
鍼灸がもっと一般的な治療法になるためには、「鍼は痛い」「お灸は熱い」「整体は恐い」といった間違ったイメージを払拭させるのが必要だと思いますので今回色々とお話させていただきました。
また思いついたことがあれば記事を書かせていただきたいと思います。
 
 
せきぐち鍼灸院 院長 関口礼
 
 
 

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

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