「武蔵小金井で人に寄り添う鍼灸院」せきぐち鍼灸院の院長関口です。
今回は自分への健康投資というお話をしていきたいと思います。

健康投資してますか？

そもそも鍼灸治療は「未病治（みびょうち）」と言って、病を未然に防ぐための医療であります。（決して病気になってから鍼灸が無意味というわけではありません）

人間のカラダですから、いつどんな病気やケガに見舞われるかはわかりません。虫歯にならないために毎日歯を磨くように、病気やケガをしないために日々カラダのケアをすることはとても大切なことです。
鍼灸治療はカラダのケアをする自分への投資のひとつだと思います。

昨今は急激な物価高騰に伴い、一般家庭の消費支出が減少しているとの報道がありました。
物価が上がっているのだから支出を減らそうと思うのは至極当然の事だと思います。そうなると生活必需品よりもまずは趣味・嗜好品・カラダのケア（医療関連やジム関連など）といったものから削られていくと思います。
私たちが懸念するのは、趣味・嗜好品・カラダのケアを削ることによってストレスの増加や、気付かないうちにカラダの不調が積み重なっていく人が増えるのではないかということです。
　
　

カラダは怠けると傷む

先日、奥薗が吉田昭著の「漂流」という実話を元に書かれた小説を読んでいました。
江戸時代に無人島に漂流した男たちの話なのですが、最初は生き残るために奔走していくのですが、次第に水と食料が十分に確保されて働く必要がなくなり、洞窟の中で一日中過ごす者が出てくると、１年も経たないうちに仲間が続々と病気にかかり命を落としてしまうのです。

運動・仕事・睡眠・食事・生活リズムなどのカラダのケアを怠るとどうなってしまうのか・・これほどわかりやすい話もないと思いました。いかに日々の身体のケアが大切かということですね。
　
　

健康が何より一番

万が一病気になった時のための生命保険もひとつの自分への投資ですが、病気にならない・ケガをしないに越したことはありませんから、そのための自分への投資も欠かさず行っていただきたいと思います。

栄養のある美味しい食事を摂る、ジムに通って運動習慣をつける、趣味・娯楽でストレスを発散させるなどなど。その中のひとつに鍼灸でカラダのメンテナンスをするということも是非付け加えてください。
鍼灸を受けることで自分で気が付かないカラダの不調に気が付けたり、凝り固まってる筋肉をほぐしたり、血流を良くして免疫力を上げたり・・病気やケガを防ぐお手伝いはできると思います。

ささいなことでもご自身が辛いと思えばそれは立派な主訴です。放っておかずにきちんとメンテナンスしておきましょう。
　
　
せきぐち鍼灸院　院長　関口礼
　
　
　