【腱鞘炎】スポーツで傷めた鍼灸症例|せきぐち鍼灸院

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腱鞘炎の臨床症例1
スポーツで傷めた(20代男性)

「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
腱鞘炎で当院に来院されて改善した症例を一部ご紹介させていただきます。
腱鞘炎で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。

DATA
  • 来院者/20代男性
  • スポーツで傷めてしまった
  • 通院期間/2015年8月~9月
  • 回数・頻度/6回・1週間に1度位

腱鞘炎の症状と経過

1~2カ月前にスポーツのボルダリングで人差し指、中指、薬指を痛め来院。
以前から中指と薬指の腱鞘が浮いてしまって痛みが出るということは度々あり整形外科では「腱鞘炎」だと診断されてきた。今回は中指で体重を支えた時に激しく痛みがでる。

日常生活には支障はないが、ボルダリングをすると強い痛みが出るので改善したいということで来院されました。

腱鞘炎の鍼灸症例1の痛めている箇所

所見

中指の基節関節周辺にいくつか圧痛箇所あり。
屈曲や伸展などに運動制限はなく普通に動かす分には運動痛もそれほど強くない。
 
 

腱鞘炎の鍼灸施術

<初回>
指の関節だけでなく、手首、肘、肩周りの動きなども一通りチェックした後施術開始。
以前にもカラダのメンテナンスで鍼や整体を受けたことはあるということでしたので刺激量は通常通りで行っていくことに。
最初に整体でカラダ全体を整えた後、左の肩周り、前腕部分に鍼を置き、指の圧痛箇所に透熱灸を熱さを感じるまで行い終了。
ボルダリングは今は少し休んで様子を見ていただくようお伝えしました。

<2回目>
痛みは「すこしいいかな」とのこと。治療は前回と同様に行うが、お灸の刺激量を若干増やしつつ施術を行っていく。

<3回目>
年明けに一度ボルダリングをやってみた。ある程度はできたが、やはり負荷をかけると指は痛んだとのこと。
この日は右肩背部が異様に盛り上がっていたので聞いてみたところ「今日仕事で10kgくらいの道具を持ち歩いていた」と。 そちらも調整するため、右背部周りにも鍼。

<4回目>
痛みはあと1~2割くらいというところまで改善。1週間くらいは念のためボルダリングを休んで療養することに。

<5回目>
痛みはほとんどなく、大丈夫そうだとのことで一旦治療は終了としました。
来週にはボルダリングを再開するとのことで、初めは無理せず少しずつ慣らし運転から始めてくださいとお伝えして終了。
 
 

腱鞘炎の鍼灸治療考察

ご本人がスポーツを通じて筋肉や腱の知識も豊富で、きちんと休むところは休んで使いすぎないようにも留意されていたので養生のことはほぼ安心してお任せできた症例でした。
スポーツはある程度カラダのケガなどは仕方のないことかもしれませんが、ケガをした際に無理をするとこの先長く続けることが難しくなる場合もあるので、どの程度養生しつつスポーツをするのか、そのあたりは患者さんとしっかり話をしながら注意をして進めていく必要があると思います。

腱鞘炎はどうしても日常で使う箇所に起きる疾患なので、改善まで非常に長引くことが多い疾患で、放置しておくとばね指になる可能性もあるのでしっかりと保護をして養生することが大切です。指の屈筋、伸筋は前腕部を通って肘まで伸びているため、そのあたりも大切な治療ポイントとなります。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)

腱鞘炎の鍼灸治療について

当院で行っている腱鞘炎に対する鍼灸治療について諸々記載しております。

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