逆子の臨床症例5
28週目で逆子と診断
「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
逆子で当院に来院されて改善した症例を一部ご紹介させていただきます。
逆子で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/30代女性
- 28週目で逆子と診断
- 通院期間/2023年6月
- 回数・頻度/7回・1週間に2度位
逆子の症状と経過
28週目の検診で逆子と診断され、現在は妊娠32週目。
28週目に逆子と診断され30週目の検診では治っていた。だが32週目で再び逆子にになってしまったとのこと。
逆子体操は特にやらなくて良いと産院で言われている。
所見
頭は左上部にあり背中も左側にある。(医師からは右下にして寝るように言われている)
普段からよくモゾモゾと動いているとのこと。
足のむくみが強く、産休入ってからさらにむくみが強くなっているとのこと。
逆子の鍼灸施術
<初回>
逆子の整体から施術開始。特に腰痛もなかったので通常通り施術を行っていく。
逆子の鍼灸治療は先週他所の鍼灸院で一度受けたとのこと。そこでは両足の至陰穴にお灸をされていたが、当院では左至陰のみに熱さを感じるお灸を7壮行い(左至陰には”下げる”効果があるという考え方の元)、その際お腹を反時計回りに大きくさすっていただいた。
<2回目>
膀胱の圧迫感は時々あり、下側を蹴られる感覚があるとのこと。
下腹部辺りに少し硬さが触れたが、筋腫などは言われたことはないそう。
<4回目>
検診行ったがまだ逆子は戻っておらず。
今日もむくみがかなり強かったので、むくみの施術も行っていく。
<5回目>
左右の向きが逆になっていた。
ということは臍帯が体に巻き付いているとか、おしりが骨盤にはまっているという心配はなさそうなので、期待をしつつ施術を継続していく。
<7回目>
検診で、赤ちゃんの両足がピーンと真っ直ぐ上を向いて伸びているとのこと。(単臀位)
翌週には帝王切開のための入院手続きがあるので、鍼灸治療はできてあと1回というところで、最後の検診で逆子が無事に戻っていたとご報告をいただきました。
逆子の鍼灸治療考察
最初に腹部を触診して頭の位置と体の位置を確認。その時点で非常に戻りやすい位置にいるという感覚だったのですが、毎回体勢は変わるもののなかなか戻らなかったので色々と戻らない理由を考えながら行った症例でした。
通常の逆子の鍼灸治療に加えて整体なども加えてようやく戻ってくれたので心底ホッとしました。
最後の最後のギリギリまで諦めずに施術を受けにきていただいたことに感謝です。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
逆子の鍼灸治療について
当院で行っている逆子に対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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