顎関節症の臨床症例1
左顎の痛み(30代女性)
「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
顎関節症で当院に来院されて改善した症例を一部ご紹介させていただきます。
顎関節症で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/30代女性
- 左顎の痛み
- 通院期間/2023年8月
- 回数・頻度/3回・1週間に1度位
顎関節症の症状と経過
1か月前に口を大きく開けた時から左顎に違和感がある。ここ1週間は物を噛むと左顎に痛みが出るとのこと。
歯科医には定期的に通院しており、今までかみ合わせに異常があると言われたことはない。歯ぎしりも自覚している限りではない。
所見
顎を動かした際に顎関節症によく見られるガクガクといった軋みは見られない。
顎周りに圧痛(押して痛むかどうか)もなし。
肩周りや首周りは硬さがあるが、肩こりの自覚症状はない。
気圧の変化や疲れで頭痛が出ることはある。
顎関節症の鍼灸施術
<初回>
顎関節症の場合、首や肩周りにも異常があることが多いので、まずはその辺りも含めて整体で頭部と全身の調整を行っていく。
次いで、顎周り・肩周り・首周りに鍼施術を行っていった。
最後に顎周りのマッサージで筋肉を緩めて、顎の開け閉め体操を行った。
<2回目>
朝、少し違和感がある日も午後になると全く気にならなく過ごせているとのこと。
食事も気にせず摂れているとのこと。
施術は前回と同様に行い、次回更に調子が良ければ終了にしましょうとお伝えした。
<3回目>
大口であくびをしたり大きく口を空けて物を食べても気にならないとのこと。
ほとんど日常生活に支障が出ていないので、予防・再発防止のために自宅でできる顎の体操をお伝えして鍼灸治療は終了としました。
顎関節症の鍼灸治療考察
発症したのが1か月前で、痛みが出たのも今回が初めてということだったのでその分治りも早かった症例だと思います。
顎関節症は「放っておけば治るだろう」とそのまま放置してしまう人も多く、結果慢性化させてしまうことも多い疾患です。今回のように痛みが出てまだそこまで症状もひどくないうちに治療を受けられれば治りもスムーズだと思います。
まだ年齢もお若かったのも治りが早かった要因だと思います。年齢を重ねるごとに関節の痛みは深刻化していきます。痛みがないうちからも将来のためにストレッチなどしておくことも大切です。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
顎関節症の鍼灸治療について
当院で行っている五十肩に対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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