不妊症の臨床症例2
(30代女性)
「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
不妊症・妊活で当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
不妊症・妊活で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/30代女性
- 主訴/不妊症
- 通院期間/2020年9月~2021年1月
- 回数・頻度/16回・1週間に1回位
不妊症の症状と経過
妊活歴1年。妊娠経験は無し。
多嚢胞性卵巣と月経困難症であることは婦人科で言われている。
生理周期が長めで不順。
ご主人は40代で精子検査で運動率が低いと言われている。
生理痛などで鍼灸は10年ほど前から通っているとのこと。
不妊症の鍼灸施術
<初回>
初めての採卵直後から体調が崩れて吐き気やめまいが出ているとのこと。卵は胚盤胞と初期胚合わせて約20個採れた。
採卵後から便秘気味、もともとお腹が不安定で冷えて下痢することもある。
まずはカラダを採卵前の状態に戻していくという目的で施術を開始。カラダの疲れを取るような施術、また腎、肝、脾の気を補うツボに鍼や灸を行った。
ご自宅でできるお灸のやり方を指導して初回は終了。
<4回目>
移植後に来院いただいた。
※当院では、移植直後に鍼灸治療を受けると着床率が上がるという論文を元に、
移植をした後はなるべく早めに鍼灸治療を受けられることをお勧めしています。
移植直後の鍼灸施術も採卵後と同様にカラダをいつもの状態に戻していくことを目的に行っていく。仙骨周り、三陰交などにお灸。
<12回目>
3度目の移植後に来院。
この間に不育症の検査を受け、血液サラサラの薬を処方された。
カラダやお腹の巡りをよくする目的で鍼、灸の施術を行っていく。
<14回目>
検査で陽性反応が出たとのこと。
すでに吐き気、頭がぼーっとするなどつわりっぽい症状が出ているので、つわりの鍼灸治療も開始。内関、三陰交にお灸を施していく。
その後、引き続き妊娠中の体調管理として治療を続けていくことにしました。
不妊症の鍼灸治療考察
その後、無事に出産されたとご連絡をいただき、産後の体調管理でその後は通院されています。
この方は、もともと月経困難症があり、多嚢胞性卵巣という診断もありました。そのことから、瘀血(血流が滞った状態)、カラダの巡りを良くすることをメインに施術を行い、同時にお仕事など生活習慣が乱れがちだったことなどもなるべく改善していただきました。
子供を授かるという目標を強く持たれており、前向きに鍼灸治療を受けてくださったことも良い結果に繋がったと思います。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
不妊症・妊活の鍼灸治療について
当院で行っている不妊症・妊活に対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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