足首の痛みに
こんにちは、「武蔵小金井で人に寄り添う鍼灸院」せきぐち鍼灸院の院長関口です。
今回は足首についてのお話です。
足首は指の関節まで入れると全部で26個の骨、さらに筋肉・靭帯・腱が付着している非常に複雑な構造の関節になっています。
足首が痛むとなった場合、問題があるのは骨なのか、筋肉なのか、靭帯なのか、腱なのか。それを見極めることがまずは重要です。
痛みの出る原因
ざっとあげると、捻挫、脱臼・骨折、アキレス腱断裂、肉離れ、足底腱膜炎などが足首の痛みの原因として考えられます。
その他痛風による痛みや、坐骨神経痛で足首に痛みが出るもの、リウマチ、ガングリオンで稀に起こる痛みなども考えられます。
足首の骨折について
足首の骨折はレントゲンを撮っても1度でははっきり分かりにくいものであり、1度撮って何も問題なかったとしても、症状が続くようなら2度、3度と撮ってみることをお勧め致します。
足の指先を叩いてみて、足首の痛む場所に響くようなら骨折の可能性が高いです。
あればの話ですが、聴診器を痛む部位に当てて痛む部位から離れた場所に振動を与えた時、正常ならば音が響いて聴こえるが骨折していると音が響かず鈍い音がするという判断方法もあります。
アキレス腱断裂について
アキレス腱が完全断裂している場合には手術が必要となります。一部断裂であっても治ることは治りますがこちらも手術をした方が早い場合が多いです。
断裂している場合アキレス腱に沿って触ると陥凹していると思います。「後ろからバットで殴られたような痛み」「ブチッと音がした」と感じるのが断裂時の特徴です。
「急に走り出す」「水泳の飛び込み」などで切れやすいものですし、それより以前に疲労が蓄積していれば尚更です。
捻挫について
捻挫に鍼灸治療は効果的で、特にお灸が炎症を抑え回復を早めるのに効果的です。
専門的な話になってしまうので割愛しますが、炎症を抑えるための灸法も色々とあります。
長引きやすいのも特徴
足首に痛みが出る原因は色々ありますが、骨にしろ靭帯にしろとにかく痛みが長引きやすいというのも特徴のひとつです。
どうしても普段、体重の負荷がかかる場所ですし、痛みが治まるまで寝て過ごせるわけでもありませんからね。上手に治療をしたり、足を使った後にきちんとアフターケアをするなどして養生して少しずつ回復させていくのが基本となります。
いずれにしても寝ていたり、安静にしていても痛みが出るという場合は尋常ではないことを物語っていますのでその場合は早くに医療機関に罹ることをお勧めします。
足が使えなくなっては大事です。大切なカラダの一部どうぞお身体ご自愛くださいませ。
せきぐち鍼灸院 院長 関口礼
せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】
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