武蔵小金井の「地位に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院の院長関口です。
今回はお困りの方が多いであろう肩こりについて、色々と細かいポイントなどお伝えしていきます。
治すには揉まないこと
肩こりに悩む方が悪循環に陥りやすいポイントが揉み過ぎです。揉むとその時は気持ちよくても、後々筋肉は硬くなります。揉み返しが起きてしまう場合、筋膜炎が起きている状態ですので却って筋肉が傷んでしまいます。
普通の肩こりの原因は血流の循環障害であることがほとんどです。筋肉は例えるとスポンジに水が入っているようなもので、ギューッと絞って放す(ストレッチ)か、ポンプ作用できれいな水で送り出す(体操、運動)かして、中の水をきれいな水に取り換える必要があります(循環改善)。血流を促す意味で揉むのは良いですが、揉みほぐそうと思って揉むとやりすぎてしまうことが多いものです。
割と誤解されやすいですが、鍼灸治療は凝っている筋肉に直接鍼で刺激をしてほぐすというものではなく、血流を促して筋肉の凝りを和らげていくものです。
肩の力を抜くには
長時間同じ姿勢で作業をしたり、常に緊張状態にさらされると肩や背中周りに力が入ってしまい、血流障害が起きて筋肉が凝ります。
肩の力を抜くには一度ギューッと力を入れて(肩をすくめて)から、瞬間的にポンッと力を抜くとよいです。
気が付いた時にこまめに力を抜くようにしましょう。
肩こりになりやすい人
長時間のデスクワークが仕事の人、筋肉量が少なくなで肩の人、ストレートネックの人、下を向きっぱなし、上を向きっぱなしの作業がある人、冷え性の人などが肩こりになりやすいと言えます。
慢性化しやすい人
肩こりの症状が強い時だけ治療をして、そうでもない時には治療をしない人は慢性化させやすいです。
肩こりそのものの根本的な治療を考えなければいけません。
鍼灸治療では血流を促しつつ慢性化させないために日常での養生法も併せてお伝えしております。最終的にはご自身で養生するだけで良い状態がキープできることが理想です。
肩こりに隠れた疾患
眼精疲労からくるもの、頭皮が緊張して肩にくるもの、虫歯からくるもの、かみ合わせのズレからくるもの、胃からくるもの、心臓からくるもの、不眠からくるもの、歯ぎしりからくるもの、筋肉の左右差からくるものなどなど、肩こりには色々な原因が隠れています。
肩甲骨内縁の肩こり
長く治療を続けているのに一向に改善しない、あるいは2割くらいしか改善しないような肩甲骨内縁の鈍痛は肺の腺がんの可能性もあり得ます。
そういった場合には念のため精密検査をしておくのが良いでしょう(がんが小さい場合にはレントゲンでは映らない場合もあるのでCTやMRI推奨)。
まとめ
というわけで今回は肩こりについてのポイントをいくつか列挙してみました。
誰にでも起こり得る肩こりではありますが、それだけ原因も多岐にわたるものであり、また上手に治すポイントを知っていないと悪循環に陥っていつまでも肩こりの辛さから解放されないままということも十分あり得ます。
私がオススメする肩こりの治療法は、、もちろん鍼灸です。
鍼灸治療+養生法で肩こりのないカラダを目指していきましょう。
せきぐち鍼灸院 院長 関口礼
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