椎間板ヘルニアの鍼灸治療|せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

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鍼灸はヘルニアの修復を早める働きがあるとされています。手術以外の治療法をお探しの方は鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか。ヘルニアでお困りの方はお気軽にご相談ください。

椎間板ヘルニアの鍼灸治療

まずどこに痛みや痺れが出ているのか、痛みの強さや痺れの強さ、ヘルニアが起きている部位などを問診・検査法で今現在の状態を把握していきます。

カラダの状態を把握しておくことは施術者にとっても患者さんにとっても経過を見ていく上で非常に大切なことです。
なぜヘルニアになってしまったのかを振り返って原因を探ることも予防のためにも大切です。

椎間板ヘルニアに鍼を刺している画像


腰の痛みだけでなくおしり~脚への痛み・痺れなどを伴うことがありますが、これは飛び出した椎間板が腰の神経を圧迫するために起きるものです。つまりおしりなどに症状が出ていても、問題の起きている腰を治療しなければ改善は難しいのです。

鍼灸・整体治療では、腰と関係する人体各所のツボを使い腰周りの気血の流れを改善させ、まずは炎症を抑えることを目的に施術を行っていきます。
同時に椎間板への負担を減らすために周囲の筋肉の血流も上げて、筋肉を良い状態へと持って行きます。炎症など症状の落ち着いた状態を維持することで、飛び出した椎間板は数ヶ月ほどでまた元の状態に戻っていきます(生活習慣や年齢などにより個人差はあります)。

また腰周りだけでなく、全身の気血の流れ、カラダのバランスを整えて養生法などをお伝えして再発防止にも努めていきます。同時に症状の改善や予後・予防のためのストレッチや日常生活での養生法なども併せてお伝えしていきます。
鍼灸治療の基本は「快方へ向かうよう一緒に努力する」です。
 

鍼灸治療の目的
  • 今出ている痛みや痺れを改善させていく
  • 良い状態を維持することでヘルニアの再吸収を促す
  • 日常生活に支障がないレベルにまで回復させていく
  • 再発防止に努めていく

 

鍼灸治療で用いられるツボ

ヘルニアの鍼灸治療で用いるツボの図

腰の椎間板ヘルニアで主に用いられるツボは「志室」「大腸兪」です。その他ヘルニアが起きている部位や、関連する背中や脚のツボに鍼やお灸を施していきます。

 

鍼は痛くありません。お灸も熱くありませんので、鍼灸治療が初めてという方でも安心して受けられます。

 
 

椎間板ヘルニアとは

脊柱は人体を支える重要な組織であり、椎骨と呼ばれる骨がひとつひとつ積み重なって構成されています。
首は7つの椎骨から成り立っておりこれを「頸椎」、腰は5つの椎骨から成り立っておりこれを「腰椎」と言います。
頸椎に起きたヘルニアを頸椎ヘルニア、腰椎に起きたヘルニアを腰椎ヘルニアと呼びます。

椎骨はただ積み重なっているだけでは首や腰を曲げたり、反らしたり、ねじったりすることはできません。椎骨ひとつひとつの間に「椎間板」というクッションがあり椎骨は連結されています。

椎間板のイラスト


椎間板は中央部分が髄核というゼリー状の柔らかい組織になっており、圧迫されると変形する性質があります。そのため私たちは背骨を曲げたり反らしたり捻じったりすることが可能となっています。

この椎間板が何らかの原因によって飛び出してしまった状態がヘルニアです。
飛び出した椎間板が神経を圧迫することにより、様々な症状を引き起こします。
首の頸椎ヘルニアの場合には首・肩・腕に、腰の腰椎ヘルニアの場合には腰・臀部・脚に症状が出やすいです。
 
 

ヘルニアが起きる原因はなにか

腰のヘルニアは重い物を持ち上げようとした時に発症することが多いですが、単純に腰を伸ばそうとしたり、スポーツの最中だったり、また、特にこれといった原因がなく徐々に発症することもあります。

椎間板ヘルニアは20~40代に多く見られます。
歳を重ねて椎間板が老化し水分を失って硬くなってくると脱出は却って起こりにくくなるので50代以降ではあまり見られないのも特徴です。

日常生活の姿勢も大切で、座りっぱなし、立ちっぱなしや中腰で物を持ち上げるなど腰に負担のかかるような姿勢や動作は原因のひとつとなります

首のヘルニアも加齢や、生まれつき頸椎が真っ直ぐなストレートネックの人などに起こりやすいものです。
 

ヘルニアになりやすい人とは

・運動不足で筋肉が凝り固まっている人
・慢性的に腰や首に負荷がかかっている人
・姿勢が悪い人
・長時間の座り仕事、立ち仕事の人

 
 

どのような症状がでるのか

ヘルニアは飛び出した椎間板が近くを通る神経を圧迫するために、神経に沿って症状が出ます。腰椎椎間板ヘルニアの場合、最初は腰の痛みを訴えることが多いですが、次第に坐骨神経痛へと移行していくことが多いです。

坐骨神経痛はお尻~腿の裏~脛の外側~足とつながる神経ですので進行すると腰よりも脚の方の痛みや痺れを強く感じるようになります。
椎間板が飛び出る方向によって、痛みの出方は異なります。腰を曲げるのが辛い場合もあれば、腰を反るのが辛い場合もありますし、横に曲げることが辛い場合もあります 。
また咳やくしゃみで痛みが強く出たり、痛みによる側弯(背骨が横に湾曲する)が見られることもあります。

頸椎椎間板ヘルニアの場合は、首自体の痛みに加えて肩や腕へ痛みが走ったり、指先に痺れが出たりすることがあります。大抵は首の動きによって痛みが増減します。
 
 

よくあるご質問

手術しないでも治るんですか?

ヘルニアの50~80%は程度の差はあれど自然に治っていくと言われています。鍼灸治療を行うことで飛び出したヘルニアの再吸収を早め、辛い症状が早く落ち着いていくように努めていきます。

放置していても大丈夫なんですか?

何かしらの原因があってヘルニアになったわけですから、そのまま何もせず放置しておけば次第に悪化していくと思われます。鍼灸治療では治療以外にも日常生活での原因や養生法もお伝えしていきますので治りを早めるだけでなく再発防止にも努めていくものです。

腰椎ヘルニアの鍼灸症例

頸椎ヘルニアの鍼灸治療症例ページタイトル

左脚の強い痺れ

40代女性
(2022年3月更新)

腰椎ヘルニアの鍼灸治療症例ページタイトル

痛みと痺れで歩けない

80代男性
(2023年3月更新)

腰椎ヘルニアの鍼灸治療症例ページタイトル

痛くて座っていられない

60代女性
(2023年3月更新)

 
 

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予約・料金|椎間板ヘルニアの鍼灸治療

施術料金

初診料/1,000円
診察料/5,500円


【初回】 問診/約10分 施術/約50分
【2回目以降】 施術/約50分

鍼灸・整体で骨格・筋肉・神経のバランスを整えてヘルニアの回復を早めていくものです。その他カラダのどこかに不調がある方はお気軽にご相談ください。
最初の数回はできるだけ間隔を空けずに1週間に1度くらいのペースで通院されることをお勧めしております。

*時間は目安です。
必要以上の刺激は却ってカラダの負担になりますので、十分な刺激がいきわたったところで終了となります。

ご予約・お問い合わせ

【診療受付】
火~金…10:00~20:00
土・日…10:00~16:00
月曜・祝日休診

☎042-316-4728
電話受付は朝9時から受け付けております

せきぐち鍼灸整体院|武蔵小金井


*当院は予約制となっております。
*施術中の場合、電話に出られないことがありますが、留守番電話にお名前とお電話番号をいれていただければ、後程こちらからご連絡いたします。

椎間板ヘルニアの鍼灸治療を希望」とお伝えください。

 
 

私たちが施術しています

せきぐち鍼灸院スタッフの写真

ここ武蔵小金井で「地域に根付いて病気を根付かせない」をモットーに、せきぐち鍼灸院ではお一人お一人としっかり向き合って施術をしております。

東洋医学においては「鍼灸治療+養生=快方」となり、患者様ご自身の養生も施術同様大切となります。きちんと養生していただくために、お辛い症状のことだけでなく日常生活のことや体質のことなどまずはしっかりと問診をしていくことから始めていきます。

最もお辛い症状以外でもおカラダで気になることがあれば遠慮なく仰ってください。
気になるところがない健康なカラダを目指して一緒に頑張りましょう!

 

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

〒184-0004 東京都小金井市本町1-3-1
パーセル小金井1階
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tel:042-316-4728
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