不妊症の臨床症例1
(30代女性)
武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
不妊症・妊活で当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
不妊症・妊活で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
- 来院者/30代女性
- 主訴/不妊症
- 通院期間/2020年11月~2021年2月
- 回数・頻度/8回・1週間に1回位
不妊症の症状と経過
妊活歴は4年。1年半前~半年間くらい婦人科へ通い、排卵誘発剤を打ちながらタイミング法を行っていた。仕事の都合などもあり半年間妊活ができなかったが、ようやく再開したところ。
来年からは人工授精も視野に入れつつ婦人科へ通うつもりとのこと。
妊娠経験なし。
ご主人の受診・検査歴なし。
特に疾患はなく、病院では不妊の原因は不明とのこと。
高温期は短い。
不妊症の鍼灸施術
<初回>
体調としては肩こりが強いのでそちらも併せて診ていく。整体で筋肉・骨格・神経系含め全身のバランスを整え、そこから腰に灸頭鍼を行いカラダの上下の気血の流れを良くしていく。
更に腎の気を補うためのツボなどに鍼やお灸を行っていく。
ご自宅でできるお灸のやり方を指導して初回は終了。
<2回目>
仕事が忙しく婦人科に行くかどうかはまだ悩み中とのこと。
施術は前回と同様に行っていくが、灸頭鍼を腎兪というツボに行っていく。
<5回目>
ご主人と二人で婦人科へ罹り、血液検査を受けた。
内診では初めて小さな筋腫があると言われたが、現状問題ないサイズとのこと。排卵後だったので検査のみ。「もし生理が来たら1~5日目に来てください」とのことだった。
<7回目>
二日前に人工授精を受けてきた。
<9回目>
陽性反応が出た。その8日後に胎嚢も確認された。
すでに易疲労や足のむくみなどが出ている為、ここから鍼灸治療はつわりの軽減など、妊娠後の体調管理に努めていく。
不妊症の鍼灸治療考察
座りっぱなしのお仕事をされていて、首の痛み、肩こりがあったので、カラダの巡りを良くするために職場やご自宅でできる対策をお伝えし、実行していただきました。
また、前向きに明るく妊活に取り組まれ、ご自宅でのお灸をご主人と二人で楽しんでやっていただいたことも良い結果に繋がったと思われます。
鍼灸治療では、仕事の忙しさで弱った腎気を補う、カラダの巡り、冷え、コリの解消をめざして治療を進めていきました。
安産の施術も含め、出産二日前まで施術を行いその後無事に出産されました。
現在も産後の体調管理、育児疲れの解消のために通院されています。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
不妊症・妊活の鍼灸治療について
当院で行っている不妊症・妊活に対する鍼灸治療について諸々記載しております。
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