【いぼ痔】出産が原因の鍼灸症例|せきぐち鍼灸院

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痔の臨床症例5
出産をきっかけに脱出(40代女性)

「武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
痔で当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
痔で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
 
 

DATA
  • 来院者/40代女性
  • 主訴/出産をきっかけに脱出するように
  • 通院期間/2022年1月~
  • 回数・頻度/2週間に1度位

痔の症状と経過

4~5年前の出産で元々あった痔核が大きく脱出するようになってしまい戻りにくくなってしまった。去年急に痛み出し、時々出血もするようになった。
数か月前に硬く丸いものが触れるようになり、中に押し戻そうと強く押し込んでから強い痛みが出るようになってしまった。
病院では脱肛と診断され、現在は痛み止めと塗り薬を使用し痛みは治まっているが脱出の違和感は依然残ったまま。 
 

所見

小指頭大のプックリした固い脱出と柔らかい脱出部分が見える。
色はピンクで強い炎症は見られないが、中に納めることは難しそうである。

お通じは順調とのこと。
 
 

痔の鍼灸施術

<初回>
排便の状態、生活の様子など様々な観点から痔の悪化要因を問診などから探っていく。
丁度ここ数カ月座り仕事が長かったことや緊張からのストレスがあったことも原因だったかもしれないとのこと。
肛門周囲の鍼をして肛門周りの血流を促すと同時に、肛門周囲を柔らかくするための施術も行っていく。それに合わせて全身調整の整体と、お腹まで温める腰への灸頭鍼を行っていきました。
ご自宅でできる体操と呼吸法や、生活の中で気を付けていただく養生などをお伝えして終了。

<2回目>
数日前排便時にピリッと痛みが出たとのこと。少量の出血もあったとのことで恐らく排便で肛門が切れたのではないかと思われる。
痔核の様子は前回まで納まらなかったプックリとした脱出が納められるまでに柔らかくなっていた。
治療は前回と同様。
排便時に肛門が切れないようにするコツや排便を安定させるアドバイスなどをお伝えしました。

<3回目>
前回の切れたようなお尻の痛みは落ち着いている。今朝の排便は固めだったが痛みも出血もなかったとのこと。
プックリとした脱出は外からは見えなくなっていた。
柔らかい脱出はあるが違和感もないとのこと。
 
 

いぼ痔の鍼灸治療考察

今回のように脱肛と切れ痔が併発することはよくあります。痔の種類によって痛みの出方など症状は若干異なり、対処法もまた違ってきますので、症状の見極めが大切です。

その後も痛みが出ることも時にはありますが出ても短期間で落ち着いています。
来院されない時にはしっかりとご自身でケアをしていただくことが痔の鍼灸治療では大切なのでお伝えした養生法などしっかりと気を付けてお過ごしいただいております。

柔らかい脱出はしぼんだ後は皮のたるみが残るものですが、それ自体は悪さするものではなく、時間はかかりますが自然と少しずつ皮下吸収されていくと思われます。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
 
 

痔の鍼灸治療について

当院で行っている痔に対する鍼灸治療について諸々記載しております。

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