【ぎっくり腰】慢性腰痛から発症の鍼灸症例|せきぐち鍼灸院

ぎっくり腰の鍼灸治療症例ページタイトル

ぎっくり腰の臨床症例2
慢性腰痛からのぎっくり腰(40代女性)

武蔵小金井の「地域に根付いて病気を根付かせない鍼灸院」せきぐち鍼灸院です。
ぎっくり腰で当院に来院されて改善した方の症例を一部ご紹介させていただきます。
ぎっくり腰で鍼灸治療を受けようか悩まれている方のご参考になれば幸いです。
 
 

DATA
  • 来院者/40代女性
  • 主訴/慢性腰痛からのぎっくり腰
  • 通院期間/2018年6月
  • 回数・頻度/5回・4~5日おき

ぎっくり腰の症状と経過

元々慢性的に腰痛は持っていたが、劇場と映画館と同日に行き5時間ほど座りっぱなしで痛みが出だした。
翌日庭掃除をしてさらに痛みが増し、カイロを貼ってみたり冷やしてみたりしたが更に翌日は痛みが増してしまったとのこと。
足に痺れは出ていないが、何かの拍子に時々右脚に痛みが出ることはある。
 
 

所見

後屈(後ろに腰を反る動作)にて痛みが出る。圧痛(押すと痛みが出る)はなし。

腰椎3~5番ラインあたり、右側に痛みが出ている。

元々腰痛はあったので、長時間の座りっぱなしで筋肉に過剰に負荷がかかり激しく痛みだしたと思われる。

ぎっくり腰の鍼灸症例2の痛めている箇所

 

ぎっくり腰の鍼灸施術

<初回>
横向きの姿勢で治療開始。背部~腰~臀部~足と鍼をして、腰部に灸頭鍼を行いまずは炎症を抑えることを第一に施術を行っていった。
念のため湿布を貼って、「ストレッチは痛みが取れてきたら始めましょう。まずは安静に」とお伝えして終了。

<2回目>
今日は後屈では痛みが出ず、逆に屈むと痛みが出た。前回と痛みの出る動作が変わったので、反応ありということで今回も前回同様に治療を行う。ただし刺激は軽め。
さらに整体で腰椎への刺激を加え、腹部にも鍼をして、腹部からも腰部へのアプローチを行っていった。

<3回目>
腰の痛みはほとんど消失。ただ、今度は歩きだした拍子などに右脚にピリっとした痛みと痺れが気になるとのこと。
以前からも時々あったということなので、今回の急性腰痛によって再度引き起こされたのではないかと考察。整体で臀部、仙骨の調整も加療。

<4回目>
腰の調子はすっかり良いが、膝裏にジワーっと痺れがある。「痺れの場合ヘルニアの可能性もある」と説明し、MRI撮影を勧めた。
ヘルニアの可能性も考慮して、腰椎4番、5番付近に2点お灸を加療。

<5回目>
前回の治療翌日から足の痺れは消失。
MRI撮影の結果、腰椎2番、3番に軽いヘルニア、4番、5番にヘルニア、他に脊柱管狭窄症も若干見られたとのこと。
症状は治まったのでひとまず急性腰痛の施術は終了としたが、腰椎に異常が見られるため、今後も入念なケアは必要だと説明してそちらの施術は継続していくことにしました。
 
 

ぎっくり腰の鍼灸治療考察

「元々腰が重い」とか、「年に数回はぎっくり腰をしてしまう」という方の場合は、加齢に伴って症状は重くなっていくことが 多いので注意が必要である。
この方の場合には急性腰痛が引き金となってヘルニアの症状が随伴症状として出てきたものと思われる。
ひとまず症状が落ち着いたので一安心だが、再度ぎっくり腰などを起こさないよう念入りにケアをしていただきたいと思います。引き続きおカラダご自愛ください。
(同じ疾患であっても、程度、経過によって治り方には個人差があります。)
 
 

ぎっくり腰の鍼灸治療について

当院で行っているぎっくり腰に対する鍼灸治療について諸々記載しております。

せきぐち鍼灸院のぎっくり腰の鍼灸治療のページ

 
 

関連する症例

 
 

タグから探す

 
 

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

せきぐち鍼灸院|武蔵小金井 鍼

診療案内

平日10時~20時
土日10時~16時
月曜・祝日休診

予約に関連する画像

ご予約

☎042-316-4728
電話は朝9時から受け付けております。
LINE予約も可能です。

お問い合わせに関連する画像

お問い合わせ

お電話かお問い合わせフォームからお願い致します。

 
 

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】

〒184-0004 東京都小金井市本町1-3-1
パーセル小金井1階
中央線『武蔵小金井駅』南口徒歩6分
tel:042-316-4728
Mail:sekiguchi.hari@gmai.com

せきぐち鍼灸院【武蔵小金井】の外観写真

 
 

その他の鍼灸症例